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 『熊本県観光統計表(平成7年)』の調査地域区分のうち、調査対象地域に該当するのは、
 (1)「天草地域(本渡市、牛深市、天草郡、宇土郡三角町)」
 (2)「八代・日奈久地域(八代市、八代郡(泉村を除く))」
 (3)「水俣・芦北地域(水俣市、芦北郡)」
 (4)「宇城地域(宇土市、宇土郡(三角町を除く))」
 の4地域である。

 

 調査地域ごとの観光の概況をみると、「天草地域」は前年に引き続き順調に伸びているが、これは天候に恵まれた海水浴客が増加したことや、宿泊施設等の充実によると考えられる。「八代・日奈久地域」は、全国花火大会、妙見祭、八代くま川祭といった各種イベントの定着や、体験型観光の観光漁業の利用者(修学旅行)の増加、それに坂本村の温泉センター「球麗温」、広域交流センター「さかもと館」、竜北町の「竜翔センター」等新たな観光関連施設のオープンなどが影響し、かなりの増加となっている。「水俣・芦北地域」は平成6年には、「芦北マリンパーク」が過去最高の35万人(主に海水浴客の増加による)を記録、温泉ブームや「御立岬公園」の施設整備が進んだことによってかなり伸びたが、平成7年は横バイである。「宇城地域」は「ひのくにランド」が平成7年に開園日を減らした影響が大きく対前年比はマイナスとなっている。
(「(4)観光」のデータは全て『熊本県観光統計表 平成7年』。)

 

 

 

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